お年玉のマナー

お年玉のマナー

お年玉の渡し方


お年玉は、贈り相手の名前を書いたお年玉袋に入れて手渡します。お年玉袋は、祝儀袋やポチ袋とも呼ばれ、コンビニエンスストアや文房具店などで簡単に手に入ります。親しい間柄でも、直接現金を渡すのは失礼になりますからやめましょう。袋に入れるお札は新札が好ましく、硬貨を入れる場合もできれば未使用のものにしたいところです。
また、手渡す際には「あけましておめでとう」など、祝福の一言を添えてください。基本的にはお年玉をあげる相手に直接手渡しますが、お年玉の意味が分からないような年齢の子どもにあげる場合は、その子の親に渡してもらうのもいいでしょう。直接あげる場合でも、親が見ている前で渡したほうが無難です。相手の親に気を使わせたくないという理由で、こっそり子どもにお年玉を手渡すケースもあるようですが、お年玉をもらってお礼をしなかった、ということが分かれば余計に気を使わせてしまいますから、あまりおすすめできません。



    お年玉の受け取り方


    自分の子どもがお年玉をもらった場合は、相手に失礼なことをしないように注意しておかなければいけません。ありがちなのが、お年玉を受け取った子どもがすぐに袋の中身を確認するケース。これでは相手に不快感を与えてしまいます。また、基本的なことですが、お年玉を受け取ったら必ず「ありがとうございます」とお礼をいわせるようにしましょう。お年玉を親が預かった場合でも、あとで子どもから直接お礼をいわせる機会を作りたいものです。
    また、お金の価値が分からないうちに大金を与えてしまうと、金銭感覚が麻痺するおそれがありますから、お年玉の総額が大きくなった場合には、親が管理したり、将来のために貯金させたり、という対応も必要でしょう。
    また、お年玉をもらう人数が多いと、だれからいくらもらったのか、子どもが覚えていないことが少なくありません。お年玉をだれからもらったのかがあいまいだと、感謝の気持ちも薄れます。たくさんの人からお年玉をもらう家庭は、子どもにメモをとらせるなどして、だれからいくらもらったのか、ということをしっかりと自覚させるようにすると良いでしょう。


    喪中の場合お年玉は?


    喪中の場合、祝い事は控えるのが通例ですが、お年玉は例外です。お年玉は、一般のお祝い事とは異なり、喪中でもやりとりしてかまわないとされています。ただ、新年のあいさつを控えるため、お年玉を渡す機会が作りにくくなるということはあるでしょう。喪中なのにお年玉をあげるのは気がひける、という場合は、無地のお年玉袋に入れてお小遣いという形で渡す、という方法もあります。いずれにしても、喪中だからといってお年玉をあげてはいけない、ということはありません。